癸丑

さしこんでくる日が紅葉さざめかす

老人と海」読了。初読ヘミングウェイだす。米文学は、英仏露に比べて何となく格下のイメージ(飽くまでも無知な私のイメージとして)をもっていたのだが、なんのなんの、ものすごく良くて私にぴったりくるお手本の様な小説だった。
アレクサンドル・デュマ「三銃士」読中。

三銃士 (上巻) (角川文庫)

三銃士 (上巻) (角川文庫)

なんだか私の読書日記ときたら、遅れて来た文学少女の様ではないか。三銃士は(いつもの如く)児童文学版でしか読んだことはなく、それもあまり記憶にはない。デュマなのでおもしろいはず。
DVD「壬生義士伝」観賞。
壬生義士伝 [DVD]

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夕方、ジョギング40分。Tシャツでもまだいける。それにしてもこの鼻水どうにかならないものか。
スーパーカップチョコレートクッキー。

・玉津島磯の浦廻の真砂にもにほひて行かな妹が触れけむ/柿本人麻呂万葉集
・うす霧の籬の花の朝じめり秋は夕べと誰かいひけん/藤原清輔「新古今集
・虫ごえの千万の燈みちのくに/川崎展宏「義仲」
・白き霧ながるる夜の草の園に自転車はほそきつばさ濡れたり/高野公彦「汽水の光」