壬寅

大阪城の黄昏

朝、ジョギング20分。よれよれ。
エスキモー抹茶。
赤と黒」読了。
司馬遼太郎「城塞」を読み始める。
職場の図書に、待ちに待った山本義隆「重力と磁力の発見」が入ったので嬉々として読み始める。期待どおりかなりおもしろい。
『晩秋のころ頃、私は、「菊の香や奈良には古木仏達」と詠じた古詩人の心境を追想するとともに、若くして死んだ異国の詩人シェリイの「西風に寄せた」詩の激情にも心が動かされるのである。「枯れっ葉を吹き払ふように死んだ思想を追っ払へ。・・・冬来りなば春遠からじ・・・」/正宗白鳥