凡人の周りには凡人が集まり、天才の周りには天才が集まる。のかどうか。
私は、漱石と子規と言う、明治の文学界を代表するふたりの人物が親しかったと言う事実に、ただ単純に感動を覚えている、それに対してまさか「どうしてそれがわかるのか、それが事実かどうかはわからないではないか」と言った見当違いの反論をされるとは思わなかった、それは、単なる事実に過ぎないと言うのに。そりゃあ、何百年も前の史実について話すならばわかるのだけど、ほんの100年程前の話だと言うのに「文献がどうのこうの」なんて言われてもなあ。それは、単純に事実なのだ、ひいおじいさんの話をしているようなものなのだ。
本当のことを言えば、子規と秋山真之との関係も含めて「天才の周りには天才が集まる」的な感動が深まっていたのだけど、あの場において秋山真之なんて言っても誰も知らないだろうし、以前天皇制についてつい興奮して皆を白けさせてしまったのと同じような空気を感じたのでなんとなくにごしてしまう。うまく言えないことは、口にしない方がいいのだ。
中国の歴史11毛沢東と?小平を読み始めた。